ワードプレスを立ち上げたら、Googleアナリティクスとサーチコンソールを連携させましょう。
今回はサーチコンソールについてみていきましょう。
サーチコンソールとは
Google検索での自分のサイトの順位を調べることができるGoogleの無料サービスのこと。
通称サチコ。
また、どんなキーワードで検索されたかも見ることができる。
サーチコンソールに登録することでGoogleの自分のサイトに対する認識が分かるため、記事の改善の際の大きな指標となる。
つまり、サイトのアクセスをアップさせたい場合に必須のツールというわけです。
サーチコンソールでできること
具体的にどういったことが出来るかというと、
- 記事ページの検索順位が分かる
- どういったキーワードで検索されているかが分かる
- 検索ページに表示されたときのクリック率と何クリックされたかが分かる
- サイトマップを登録することができる
- インデックスリクエストを送信してインデックスを早めることができる
サーチコンソールの使い方
アクセス解析
サーチコンソールではユーザーがどういったキーワードで検索して来たかがわかります。
これを検索クエリ情報といいます。
検索クエリを知ることで
- 自分のサイトで需要のあるキーワード
- どのページがどういったキーワードで検索されているか
を把握することができます。
更に[検索パフォーマンス]では
- Google検索ページでの各キーワードの掲載順位とクリック率
を知ることもできます。
では[検索パフォーマンス]をクリックしてみましょう。
- 合計クリック数:ユーザーがクリックしてサイトに訪れた数
- 合計表示回数:検索結果にサイトのリンクが表示された回数
- 平均CTR:検索結果で表示されたサイトのリンクがクリックされた割合
- 平均掲載順位:検索結果に表示される検索順位
上のデータを例に見ると、
5回検索によって表示されて1回クリックされたので、20%の割合。大体15番目くらいに表示されている。
ということが分かります。
それぞれの項目にチェックを入れると、項目と同じ色の折れ線グラフが出ます。
また、日付をクリックすると、期間を選ぶことができます。
また、比較をクリックで過去との比較もできます。
次はクエリを見てみましょう。
[検索パフォーマンス]のページを下にスクロールします。
そうすると、検索されたキーワード・クリック数・表示回数・CTR(クリック率)・掲載順位を見ることができます。
クエリの横のページボタンを押すと、ページごとのデータも見ることができます。
どのページにアクセスが集まっているかという重要な情報を得ることができます。
サイトマップを送信する
サイトマップとは、サイト内のページリンクを分かりやすく地図のようにまとめたものです。
人間向けのものと検索エンジン向けのものの2種類あります。
ここで必要なのは検索エンジン向けのサイトマップ。
ワードプレスだとGoogle xml sitemapsというプラグインが良く使われています。
そうです、
ページのインデックスを早めるためにサイトマップを送信するのです。
インデックスとは、Google等の検索エンジンに自分のサイトのページを登録する事です。
では実際にやってみましょう。
ワードプレスのダッシュボードにいきます。
[設定]>[XML-sitemap]をクリック
するとこんな画面が出ます。
URLの該当部分をコピーして、サーチコンソールの[サイトマップ]へペーストします。
貼ったら、送信。
まずは失敗例をどうぞ。
人間用サイトマップを貼るとこうなります。
ちゃんと貼ると…
こんな画面になるのでOKを押します。
これが成功した時の画面です。
ステータスに成功しましたとでればOK 。
記事を更新した時か1日1回ほどこの作業をします。
インデックス登録を早める
はい、検索結果のインデックス登録を早めるために、もう1つ便利な機能があるのです。
[URL検査]です。
[URL検査]をクリックすると画面上部にバーが出てきます。
ここにインデックスしたい記事のURLを貼り、enterキーを押します。
入力したURLがまだインデックスされていなければ、
「URLがGoogleに登録されていません」
というメッセージが表示されます。
その時は[インデックス登録をリクエスト]をクリックします。
こうなっていたらOKです。
通常は新しい記事のインデックスは1日以上かかりますが、この手順を踏むと数分以内に完了します。
新しい記事を公開したら、このURL検査とサイトマップで素早く検索エンジンにインデックスして、アクセスを集めましょう。
以上が基本的なサーチコンソールの使い方です。
お疲れ様でした!