アフィリエイトも広告の一部。
効果的に商品の紹介やレビューを載せて、ユーザーの購入意欲を刺激したいですよね。
ところが2018年より、広告の表現が厳しく規制されることになりました。
「ビフォーアフター」のような比較記事や「医療関連者の声」「アンチエイジング・美白」という文言は禁止されています。
✔ 本記事の信頼性
アフィリエイトブログを書く時のNG表現
化粧品のNG表現
ビフォーアフター写真(イラスト含む)はNG!
使用前、使用後の写真やイラストは効果効能を表すものになるため禁止されています。使用中の写真ならOKです。
アンチエイジング・美白という言葉はNG!
「治る」という言葉はこれも効果効能に該当するので、別の言葉を使って置き換えます。
・保湿効果がある
・シミを消す効果
・しわがなくなる
・リフトアップできる
・肌のきめを整える
・シミ・そばかすを目立ちにくくする
・肌を美しく見せる
・年齢を重ねた肌に潤いを与える
・30代からの保湿対策
具体的な病名や症状はNG!
安全性や効果効能の表現となるためNGです。
アトピー、蕁麻疹、冷え性、水虫、更年期、AGA、ニキビ
ただし、薬用化粧品に関しては承認を受けているものに限って一部の表現が認められています。
健康・健康食品のNG表現
病気や症状に効果がある、はNG
・がんに効く
・便秘に効く
・疲れている人へ
・花粉症の時期に
・生活習慣病予防に
病気や症状に効果があるといった表現はNGです。
健康・健康食品で言えるのは「健康の維持」であって改善ではないんですね。
・がんと闘う力をつける
・おなかが重いと感じたら
・健康的な体づくりのために
・健やかな元気を取り戻す
・腰回りをすっきりさせたい人に
身体や機能に効果があるような表現はNG
・お肌にいい(美肌)
・バストアップ(B→Dになった)
・毛が生える
・痩せる(脂肪燃焼)
・血液サラサラ・血行促進
・整腸作用
身体の変化に対する表現はNGと覚えておきます。
・すっぴんに自信を持つ
・髪を整える
・太いなんて言わせない
・目指せウエスト〇センチ
効果ではなく、その先にある気持ちの変化に焦点を当てて表現すると良いですね。
用法容量の指定はNG
・1日2錠
・毎食後に
・体調が良くないときは〇錠
具体的な量や飲み方の説明は禁止されています。
・1粒で1日に必要な鉄分が摂れます
・1袋1週間を目途にしてください
目安、目途といった言葉がポイントです。
雑誌や新聞・学術論文・専門家の意見はNG
・〇月号の雑誌に載っていました
・○○は脂肪を減らすと論文に書いてあります
・△△クリニックの院長が言っていました
事実であってもこれらを引用することは禁止されています。
やりがちなアフィリエイトNGキーワードまとめ
最後に、初心者がやりがちなNG表現のまとめです。
・美白
・効果・効能がある・効く
・絶対安心
・治す・治る
・治療
・医学的・医療
・診察・診療・診断
・比較
・誇大表示
・医療専門職・論文・新聞等の意見引用
言い換え・表現のコツ
効果効能 → 感想
例)ニキビに効く → 素肌に自信が持てる
しわに効果的 → ツヤのある肌を実感
断定はしない・応援やサポートという表現を使う
例)絶対やせる → 健康に自信が持てる、毎日が楽しくなる
脂肪燃焼効果 → あなたの頑張りを応援
疲労回復 → 明日の元気をサポート
会話や問いかけ表現にする
例)カルシウム不足には○○が効果的! →
「最近イライラする…」 ひょっとしてカルシウム不足?
まとめ:初心者が安易に手出しするのは危険
今回、厚生労働省のページを読んで思ったのは、グレーゾーンも多い!ということ。
また、見てみてもらうと分かるのですが、とにかく読みにくい…。
そして解釈が難しい部分も多々。
本記事で紹介したのも一部にすぎません。
また、2020年6月現在の情報となっており今後変化する場合があるので、レビューや商品紹介の際はご自分でも再度ルールを確認してくださいね。
広告表現を間違えると、誤って購入・使用しそれにより健康が損なわれる可能性も出てきます。
アフィリエイト広告を貼るのは簡単ですが、それに伴う責任はしっかりと自覚しないといけませんね。
手元に商品を置いておくリスクがない分いい加減や大げさな宣伝も多くみられるアフィリエイトですが、軽く捉えず正しい方法で、取り組みましょう。
今回は以上です。