
改善方法を知りたい。
サイトの表示にかかる時間が遅いというのは、SEO的には致命的。
早急に対策が必要です。
簡単な方法で改善出来るものもあるので、今まで全く対策をしてこなかった人は必見です。
✔この記事で分かること
- サイト表示速度を改善するメリット
- サイト表示速度の確認のしかた
- サイト表示速度が遅くなる原因
- サイト表示速度の改善のしかた
サイト表示速度を改善するメリット
SEO対策になる
Googleはページの読み込み速度を検索ランキング要素に使用すると明記しています。
2018年からはデスクトップだけでなく、モバイルの検索も対象となりました。
つまり、スマホでの検索速度も評価の対象となったということですね。
操作開始時間が2秒遅いだけで直帰率は50%増加
「操作開始時間」とは、主要なコンテンツがロードされて使用可能になるまでの時間のこと。
操作開始時間が1秒と3秒のサイトでは直帰率が50%も違うという調査結果が出ています。
ぺージ離脱率・直帰率の増加は、SEO対策として外せない重要なポイント。
ページ速度の改善によって、評価を上げることができます。
サイト表示速度の確認のしかた
サイトの表示速度の計測はGoogle公式のサイトで簡単に行うことができます。
もちろん無料です。
サイトにアクセスし、赤枠にサイトのURLを貼りつけ[分析]をクリックします。
このサイトの速度は92でした。
有料テーマ【THE THOR(ザ・トール)】のおかげです。
- 0-49:遅い
- 50-89:普通
- 90-100:速い
サイト表示速度が遅くなる原因
では、どうしてサイトの表示速度が遅くなるのでしょうか?
大きな原因は3つです。
- 画像が重い
- 余計なファイルを読み込んでいる
- サーバーのスペック不足
ひとつずつ見ていきましょう。
サイト表示速度の改善のしかた
画像が重い
wordpressに追加する前に画像圧縮をする
✔ Tinypng
無料のTinypngというサイトが簡単かつお手軽です。会員登録の必要もなし。
赤枠部分に画像を入れます。
複数の画像を一気に変換することも可能です。
あっという間に完成です。
何パーセント小さくなったか分かるのも便利ですね。
あとはパーセンテージ横のdownloadボタンをクリックするだけ。
✔ i♡img
iLoveimgも便利です。
無料なのはもちろん、画像圧縮だけでなくサイズの変更や画像の切り取りなども可能です。
画像圧縮プラグインを利用する
無料のプラグインEWWW Image Optimizerを導入するだけで、取り込む際に画像圧縮をしてくれます。
追加前の画像圧縮と合わせて使用すれば完璧です。
画像の読み込みを遅延させるプラグインを挿入する
通常、サイトのページを開いた瞬間に、そのページにある画像は全て読み込まれます。
この時に数秒かかってしまうと評価が下がるというわけです。
a3 Lazy Loadというプラグインは、ユーザーがページを下にスクロールしてその場所にたどり着いてから画像読み込みを開始することで、ページの読み込み速度を上げることができます。
導入手順です。
①:ワードプレスの管理画面からプラグインを選択
②:[今すぐインストール]をクリック
③:[有効化]をクリック
④:[setting]をクリック
⑤:Image Load Thresholdをクリックし、数字を400に変更し、Save changesをクリック
これで設定完了です。
またCocoonでもモバイル78⇒64、パソコン83⇒78と低下。
必ずしも速度向上につながるとは限らないので、導入前後の速度を測定して変化を見ましょう。
余計なファイルを読み込んでいる
便利だからとあれこれプラグインを導入すると、サイトの表示速度が落ちてしまうことがあります。
また、それだけでなく不具合が生じることもあります。
必要なもの以外は削除するようにしましょう。
サーバーのスペック不足
スペック不足に関しては、サーバーを変更するしかありません。
Xサーバーやヘテムルサーバーといった大手を使っておくと安心です。
まとめ
✔ ページ表示速度が遅いとサイトの評価が下がる
✔ 速度測定サイトで現状把握しよう
✔ サイトに使用する画像は圧縮しよう
✔ プラグインを導入するときは注意しよう
Webページの表示スピードは、SEO対策の一つとして非常に重要です。
必要に応じて改善し、より良いサイトを作りましょう!
