
絶対に必要な作業なの?
そもそもパーマリンクってそんなに大事?
そんな疑問にお答えします。
本記事ではパーマリンクとリダイレクトの重要性、リダイレクトの仕方を解説します。
SEO対策として必須なので、今まであまり意識してこなかった人はこれを機に見直してみて下さいね。
✔ 本記事で分かること
・リダイレクトとは?
・リダイレクトが重要な理由
・プラグインRedirectionの使い方
・リダイレクト後の注意点
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パーマリンクとは?
記事のURLのこと。Web上での記事の住所を示すものとなります。
この赤枠部分のことです。
この部分、記事の住所を表すだけでなく、記事の内容を検索エンジンに伝える役割もあります。
つまりGoogleやYahooはこの部分を見て記事の内容を判断するのです。
なので、どんなに良い記事を書いても、パーマリンクをしっかり設定していないと検索エンジンに内容を理解してもらえず、適切に検索結果に表示してもらえない…
そんな悲しいことにならないためにも、パーマリンクには気を配りましょうね。
基本的には投稿名と同じにしておけば問題ありませんが、日本語ではなくアルファベットを使用しましょう。
Webサイトによっては日本語に対応していない場合があるためです。
リダイレクトとは?
ウェブサイトの閲覧において、指定したウェブページから自動的に他のページに転送されること。
本記事ではパーマリンクを変更した時に変更後のリンクを表示させるようにすることとして解説をしています。
引っ越し先を検索エンジンに伝えておくことで元の住所に訪ねてきてくれたお客さんを新しい住所に招くことが出来るというわけですね。
リダイレクトが大事な理由
パーマリンクを変更したのにリダイレクトをしないと、「このページは存在しません」という意味の「404エラー」が表示されます。
せっかく検索によってたどり着き、ユーザーがクリックしてくれたというのに中身が見られないのでは意味がありません。
このようなページが多くあるサイトはユーザーだけでなく、検索エンジンにも嫌われてしまいます。
また、パーマリンクを変更してリダイレクトをしないと、SEO評価もリセットされてしまいます。
せっかく検索順位が上がってきても、パーマリンクを変更することで新しいページと認識されてしまい、0からのスタートになってしまう。
これらの理由から、パーマリンクを変更した時はリダイレクトが重要となってくるのです。
プラグインRedirectionの使い方
リダイレクトはプラグインを使うと簡単に行うことが出来ます。
早速使い方を見ていきましょう。
最初の設定さえ終われば、あとはとってもラクチンです。
[プラグイン]>[Redirection]>[今すぐインストール]をクリック
まずはプラグインRedirectionをインストールしましょう。
[プラグイン]>[Redirection]を選択
プラグインからRedirectionを選択します。
最初だけセットアップ作業が必要になります。
[セットアップを開始]をクリック
「こんな感じでリダイレクトしますよ~」と書かれています。
基本セットアップ
上二つにチェックを入れます。
[セットアップを続行]をクリック
チェックを入れたらセットアップを続行をクリックしましょう。
[セットアップ完了]をクリック
相性の悪いプラグインが入っていたり、他のソフトとの兼ね合いが悪いとここで何かしら言われるようです。
特に問題がないと、上のように[Good]と表示されます。
セットアップ完了を押したら、準備は終わりです。
[完了!]をクリック
[Continue]をクリック
では、早速リダイレクトをしてみましょう。
[ソースURL]と[ターゲットURL]を貼り、[転送ルールを追加]をクリック
出てきたページを下にスクロールすると、このような画面が出てきます。
コチラに転送元と転送先のURLを貼って、転送ルールを追加をクリックしたらもうリダイレクト完了。
転送のための実際の作業はこれ一つです。
元となるURLと、転送先のURLを間違えないようにしましょうね。
少し面倒ですが、ひとつずつ転送元のURLをクリックしてちゃんと転送先のページが表示されるか確認しましょう。
リダイレクトを間違えると検索エンジンに嫌われてしまうので要注意です。
リダイレクト後にやること
記事がちゃんと転送されていることを確認したら、以下の作業をしましょう。
元の記事を削除する
リダイレクトをしただけの状態だと
ウェブ上に同じ記事が存在していることになりSEO上よくないため、元の記事を削除しましょう。
何か気になることがある場合はひとまず非公開にしておきます。
記事内のリンクの変更をする
ブログ間の移動をした場合、内部リンクやASPのリンクは貼りかえなければなりません。
同じブログ内でパーマリンクのみを変更した場合は、この作業は必要ありません。
サーチコンソールでサイトマップを再送信・URL検査
「新しい住所に引っ越しました」という事を早く検索エンジンに認識してもらうため、
サーチコンソールでサイトマップの再送信とURL検査もしておきましょう。
まとめ:パーマリンクを変えるときは注意することがいっぱい
記事の移動や、それに伴うパーマリンクの変更は難しいわけではありません。
しかしやらなかったり失敗したりすると、SEO対策として好ましいものではありません。
そのため、パーマリンクの設定は慎重に行い、なるべく変更しないで済むようにしましょうね。
今回は以上です。
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